ホームページ制作をする際、フォント選びも重要です。どのフォントを選ぶかによって、ホームページの印象はガラリと変わります。以前は、各端末にインストールされているフォントしか表示できませんでしたが、最近はどの端末から閲覧しても同じフォントが表示できるWebフォントがあります。

WebフォントとはCSS3から追加された機能で、閲覧しているユーザー側のOS環境に左右されることなく、デザイナーが意図するフォントを表示することができるものです。

以前はユーザー側の閲覧環境にフォントがインストールされていなければ表示できないため、使えるフォントに制限がありました。しかし、Webフォントを使えば端末を選ぶことなくフォントをそのまま使用することができるため、思い通りの印象をユーザーに与えることができるのです。

■ SEO対策

従来であれば、ユーザー側にインストールされていないフォントを使う場合、テキストを画像化して貼り付ける方法がとられていました。しかし、検索エンジンは画像上の文字を認識することができないため、SEOに不利に働いてしまいます。一方でWebフォントはテキストとして認識されるため、SEO対策として有効です。

■ スマホに対応しやすい

先程述べた通り、従来はテキストを画像化していました。これをレスポンシブデザインにするにはPC用・スマホ用など、デバイスに応じて複数の画像ファイルを用意する必要があったのです。しかしWebフォントはその必要がないため、スマホに対応しやすくなりました。

■ 修正しやすい

テキストを画像化している場合、編集するにはすべてのテキスト画像を作り直す必要があります。しかしWebフォントであればHTMLやCSSの記述を変更するだけなので、気軽に修正することが可能です。

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