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映画「ホタル」を観て、仕事への想いを新たに

※これからご覧になりたい方は、ネタバレにご注意くださいませ。

 昨年末に知覧特攻平和会館に行ってまいりました。その折りに加藤先生と「映画ホタルも見なきゃですね」とお話ししていて、はや3ヶ月。やっと見ました!僕は見ましたよ、加藤先生!笑

 「ホタル」は特攻を生き延びた夫婦の生涯を描いた物語です。高倉健さん主演ということで、見られた方も気になっていた方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。私も当時、地元のニュースでちょくちょく目にしていました。なぜか舞台は枕崎あたりだと勘違いしておりました。山川あたりのロケのニュースからか。海潟漁港から桜島が見えるシーンがありますが、その風景が南薩の海岸から見える開聞岳に見えたのか。知覧の塩屋あたりとか枕崎とかご縁が深いものですから、きっとそんなところでしょう。

 さてさて、泣かされましたよ、ホタル!金山少尉の「特攻が特攻に言い遺すのか」で始まるあの遺言です。大日本帝国のために死ぬんじゃない…。仕事もそうだと思います。会社のために仕事をするんじゃないんです、会社のためには死ねません、僕は。自分の大事な何か、誰かのためじゃないとそこまでの強い想いや覚悟は持てません。特攻で出撃された方々もきっとそうだったんだろうと改めて思いました。知覧の特攻平和快感で目にした手紙に書き遺されていらっしゃった言葉もやはり、家族のため、婚約者のため、そんな強い想いを感じたのを覚えています。

 これまで僕自身が、親や学校や就職した先で言われたり感じたりしていたのは、会社のために働くべき、とかそんなことばかりでした。ずっと、将来は面白くないものだと感じ続けていました。数年前にやっとゴールデンサークル理論に出会って解放されました。その時から、立志伝舎の目指すビジョンとして「志を形に、想いを原動力に」を掲げています。ただ働かなければいけないから働いている、会社のために働けと刷り込まれてそうしている、かつての僕のようにそう思って働いている方は多いのではないでしょうか。そんな方々を一人でも解放したい、想いを原動力にして最高の仕事ができる、そうなってほしい、と考えています。企業のホームページは、そのための旗印になるツールだと考えています。例えばこういう僕の想いに共感して声をかけてくだる方がいらっしゃったら、最高じゃないですか!志を形に、想いを原動力に!

 だいぶ話がそれましたが、ぜひ多くの方に見ていただきたい映画でした。ちなみにカンパチ好きです。アラをオーブンで塩焼きにしたやつとか大好きです。アタマの部分なんか、頭骨って意外と小さいので、食べ終わるとかなりカサが減っちゃいますね。

 ぜひ見てください、ホタル。知覧特攻平和会館もご訪問ください。

 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。皆さまが、それぞれの想いを込めて最高のお仕事ができますように!それではまた!

ホタル 高倉健 (出演),‎ 田中裕子 (出演),‎ 降旗康男 (監督)